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7月7日(金) 「造形集団 海洋堂の軌跡」展
高知県立美術館にて、5月20日から「造形集団 海洋堂の軌跡」展が
開かれている。期間は今月の17日まで。なかなか予定が開けられなくて、
すでに諦めていたのだが本日急遽、休日となったので思い切って!美術館まで
出かけてきた。片道車で約3時間。急な誘いにもかかわらず、友人が一緒に
行ってくれた。
海洋堂といえば。その筋では有名な会社である。そう・・・フィギュアだ。
食玩から等身大サイズまで、ありとあらゆるものを手がけている。ジャンルについても
その幅広さに驚いてしまうだろう。
海洋堂の名前は知らなくても、誰でも一度は、「あ、これ知ってる!」「ついつい、
集めてしまった〜」といった具合に、思い当たるものばかりだ。コンビニで買った
お茶についてくるおまけなども、この海洋堂が出がけているものが多いのである。
基本的に、フィギュアが好きかと言えば「好き」と言わざるをえない。ある意味、
尊敬にも似た思いがある。
もともと。アニメーションやマンガの絵を立体に起こすことなど、到底無理、
難しいことだと思っている。平面に描かれてあるものを立体化させようというのだ、
キャラクターならば、頬のライン、髪の毛の先端や腿のなめらかな曲線など、
表現するのは並大抵の技術力ではない。
が、行ってみてビックリ!! 等身大のフィギュアも展示されていたが、その
精巧な造りと技術力に圧倒されてしまった。
フィギュアにとっては当たり前のことなのだろうが。
前から見ようが! 後ろから見ようが! 横から、そして斜めから見ようとも!
あらゆる角度から見てもなんら落ち度がない。つまりは不自然さがまったくないのだ!
戦闘機といったメカ的なフィギュアもあったが、やはりキャラクターものに対しての
技術力は並はずれていることがよくわかる。実在してもおかしくない、顔はアニメの
ままなのに、身体のラインや指先のニュアンス、それらに至ってまったく不自然さが
ないのだ。
驚いたのは「ケンシロウ」。そう、北斗の拳のケンシロウが、等身大サイズで
入り口にてお出迎えをしてくれたのだが(笑)。
正面から見ても、真横から見ても。その顔つきに一切違和感がない。コミックで見る、
あのコマ割のままのケンシロウなのだ。
原 哲夫氏のキャラクターは(原氏に限らず、他のマンガのキャラクターもそうなのだけれど)、
立体化することは難しいと思う。しかもこの方のライン、結構角張っているのだ、
顎のラインとか(笑) そういうところが、正面からでも側面から見られても
耐えられるとは、凄いことだと思う。どこからみてもケンシロウ!そのまんまなのだ!
「違和感がない」というところがスゴイのだ。それに、マンガやアニメのキャラクター
は実際の人間ではないからどうしても、立体化をしようとするとバランスが崩れてくる。
それがしっかり成り立っているところが、海洋堂の確立させた
(造形師が確立させた)技術力なのだと思う。
アニメのキャラクターに限らず、恐竜やゴジラ、メカや動物に至るまで、彩色も
さることながら、その精巧さには驚かざるを得ない。まぁ、さすがにアダルト系の
フィギュアは差し控えていたが(笑)、その片鱗は多々とあった。
・・・わが友人などは、しっかりスカートの中までチェックしていた(阿呆め・笑)。
そしてやはりというべきか、手は抜いてはいなかった(笑)。
海洋堂のフィギュアに興味のある人もない人も、一度は見ておいたほうがいいと思う。
既に一つの文化を確立させ、世界に通用する技術力を持っている。いや、とっくに「世界の
海洋堂」なのだけれども。
余談だが。
そろそろ帰ろうと、美術館を後にしようと自動ドアを出た時だ。
向こうの方から一個団体様が歩いて来るではないか。よくわからないが、
カメラなどを持っている人もいる。
なんだろね〜? 観光バスから降りてきたお客さんかな?
と友人といいながら、道を空けるべく端へ寄って改めて、
その団体様へ目を向けてみたらば。
なんと! 海洋堂の創設者・宮脇修氏が( ̄□ ̄;)!
思わず友人と二人で、「こんにちは〜」と挨拶をしてしまった(笑)。
宮脇さんも、
「どーも」
とにっこり笑ってくださった(笑)。
なんちゅー、偶然。来るなんて、知らなかった・・・(笑)。
友人と二人、帰り道の車の中でギャァギャァと騒いでしまったことは言うまでもない(^▽^;)
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