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11月9日(木) 「天保異聞 妖奇士」其ノ壱 = スタッフ編
やっと書ける・・・このアニメについて(笑)! 放送開始になったのは
10月だから・・・もう1ヶ月近く経過しちゃったなぁ;; まぁ、仕方ないか(^^;)
久しぶりに骨のある、見ごたえ十分なアニメに出逢った。これが「天保異聞 妖奇士」だ!
とりあえずは、そのスタッフから熱く語ってみよう(笑)♪
まず、原作者の會川 昇(あいかわ しょう)さん。この名前が現在の地位に
決定付けたのは、まだ記憶に新しい「鋼の錬金術師」ではないだろうか。原作をベースにしながら
独特な観点と展開させていくストーリーは、まさしく會川さんにしかできない構成だった。
原作も十分面白いが、アニメではこの人が参加していたからさらに、「鋼の錬金術師」の
持ち味とテーマをしっかりと謳いあげることができた・・・と、私は思っている。
とはいえ、私が一番印象深いのは「ガンヘッド」という作品。小説家の顔もある會川さんだが、
私はこの作品で會川さんの名前を知り、そして同名の映画も観た。SFものだったけれど、
物語りもやっぱり骨太だったけれど、当時学生だった私は夢中になって読んだものだった。
また、特撮モノなども手がけていらっしゃったりと、その活動はかなり広い。
で、何が言いたいのかといえば(笑)。
今回の作品は、「鋼の錬金術師」と違って原作はなく、會川さん本人による世界構築と
物語の展開なのだ。會川さんの持ち味が前面に出されることは間違いはない。
「鋼の錬金術師」でもかなりな冒険をしているな〜と思っていたけれども、
今回のこの作品ですら、とうとう・・・いや、さっそく冒険しちゃってくれた。
説五「ひとごろしのはなし」だ。こともあろうか、主人公を人殺しにしてしまったのだ!
いわゆる「主人公」といえば、もっぱら正義のヒーロー、とかく、健全潔白、間違ったことなど一つもしない・・・
なんてイメージが定着している。アニメともなればなおさら、かつ、TVアニメであれば
さらに、そういう要素が強いだろう。
ところが。主人公に、かつて人殺しをしたという過去を作ってしまった。
こんなアニメ、観たことない! しかも18時というゴールデンな時間帯に、だ!
確かに、今回のアニメは大人をターゲットにした構成だけれども、かといって
大人だけが観るというわけではない。そういった世代も獲得しようと動いているアニメではある。
それだけでも結構、冒険しているな〜と感じたものだったが、今度は主人公を犯罪人にしてしまった。
ここからどんな展開に!? 主人公を汚してしまって、この先どう、物語を展開させていくわけ!?
何が言いたいんだ、會川さーん(><)!!
・・・私個人としての叫びは、こんなところだ(笑)。
「鋼の錬金術師」でも、驚くような内容だったり描写だったりしたことがあるけれど。命をテーマに
していたから、面白みもある中でずっしりと伝わってきたものだが。今回の作品ではいったい、
何をテーマにして、何を訴えようとしているのか。これからがますます楽しみだ。
これほど毎週が楽しみになるなんてこと、本当に久しぶりなのでとても嬉しい。
さて、お次はキャラクターデザインだ。キャラデザを手がけているのは川元利浩さん。
古くは「シティーハンター」などが出てくるけれど、やはり私の中で印象深いのは、
「COWBOY BEBOP」だ! この作品で川元さんの名前を認知した。あとは「WOLF'S RAIN」とかかな?
最近で言えば、「交響詩篇エウレカセブン」のOP原画を手がけていらっしゃった。
でもやはり、川元さんご自身の絵柄が活きているのは、やはりこの「COWBOY BEBOP」と「WOLF'S RAIN」、
そしてこの「妖奇士」だろう。目鼻立ちがくっきりとした、どのキャラクターも実に印象に残る、
ラインの太いキャラクター達だ。「COWBOY BEBOP」の時には少し、線がシャープに感じられたが、
今回のキャラクターは、イメージ的に線が太いような気がする。作品内容に合わせているのかもしれない・・・
と、少し感じているところだ。
川元さんのキャラクターは、ずっしりとした存在感がある。
アニメ的な絵柄ではあるのだけれど、どこか実在しているような、「本当の存在感」があるのだ。
アニメ的な絵柄はいろいろあるけれど、私は川元さんの描くキャラクターは好きだ。こういう存在感のある
キャラデザは、結城信輝さんと二人くらいしか思い浮かばない。どこか肉厚的で、
温もりのあるキャラデザは。
そしてもう一人、忘れてはならないコンセプトデザインの草g琢仁(くさなぎ たくひと)さんだ。
あまり、ご存じない方も多いのではないかと思う。月刊ニュータイプを長年愛読されている方にとっては、
聞き覚えがあり、作品もご存知だろうと思う。
一番身近な作品をかろうじてあげるなら、「仮面ライダー アギト」だろうか。この特撮のデザインワークを
出かけていらっしゃっている。
この草gさん、実にファンタスティックで独特な絵柄を描かれるのでとても好きだ。「青の6号」という
OVAではキャラデザをされていらっしゃったが、キャラクターも感性豊かなデザインセンスでとても好きだ。
特に草gさんの力量が発揮されるのはその「背景」。つまりは「世界観」だ。草gさんが携わっているおかげで、天保14年
という江戸時代にありながら、どこか異界を彷彿とさせるような不思議な空間や気配が広がっている。
この方だからできる雰囲気であり、また他の方では真似のできないイメージなのだと思う。
草gさんの名前を見た時には本当にビックリした(笑)。まさかこんなところでお目にかかれようとは!!
嬉しい限りである。
・・・ここまでいろいろ好き勝手話してきましたが(笑)。
結局のところ、これだけ個性の強いスタッフが揃っていれば、見ごたえ十分な作品に仕上がるに
決まっているじゃないか!てことが言いたいのだ(笑)。
構成力もビジュアル的にも、付け入る隙がまったくない! 誰だ、これほどの顔ぶれをそろえたのは(笑)!!
とにもかくにも、今後の展開に期待大!なのである♪
絶対に観て損はない!! 面白いから観るべし、なのだ〜!!
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